たげりの短冊

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Wolf Parade - I’ll Believe in Anything 和訳

Wolf ParadeのI’ll Believe in Anythingを訳してみた。この曲はドラマ『Heated Rivalry』シーズン1の重要な場面で使われていて、当該シーンは知り合いのインスタから流れてくるほど。あのシーンのためにあのドラマは観ても良いと思っているから、早く日本でも配信開始すると良いな...

君の眼を僕に 光が必要なんだ 君の眼を僕に 太陽が必要なんだ
君の血も、骨も、声も、影までも

お互いとても勇敢だった 曲がった脚で歩き回って
その日が来るのを待つ お互い噓をつくけれど
何があっても信じてる 君も同じだろ
言っただろ、何があっても信じてる 君も同じだろ

この柵の電流を止められたなら
人生を分かち合うし君もそうするだろう
この柵の電流を止められたなら
人生を分かち合うし君もそうするだろう
この柵の電流を止められたなら
君を誰も知らない場所に連れていく 誰も君を指ささないところへ
言っただろ、誰も知らない場所に連れていく
誰も君を指ささないところへ

君のためならもう一度殴られてもいいし
君から薬を取り上げることもできる
涙を拭ってもあげられるし
君を傷つけるものから遠ざけることだってできる
オリーブの枝を手渡して 君に謝ることもできる
君の膝の震えを止めることもできるし
オリーブの木を全部あげたっていい
でも木を見て 僕を見て
ここではない遠いどこかのことを考えて

だから君の眼を僕に 光が必要なんだ
君の眼を僕に 太陽が必要なんだ
君の血も、骨も、声も、影までも

お互いとても勇敢だった 曲がった脚で歩き回って
その日が来るのを待つ お互い噓をつくけれど
何があっても信じてる 君も同じだろ
言っただろ、何があっても信じてる 君も同じだろ

この柵の電流を止められたなら
人生を分かち合うし君もそうするだろう
この柵の電流を止められたなら
人生を分かち合うし君もそうするだろう
この柵の電流を止められたなら
君を誰も知らない場所に連れていく 誰も君を指ささないところへ
言っただろ、誰も知らない場所に連れていく 誰も君を指ささないところへ

言っただろ、誰も君を知らない場所に連れていく 気にもされないところに
君の血も、骨も、声も、影さえも
それは誰も君を知らないし 気にもしないから

僕が何があっても信じてるってわかってるだろ
そして君も同じだ
それは誰も君を知らないし 気にもしないところだから

 

歌詞&参考

2025年に読んで良かった本

藤見よいこ『半分姉弟(1)』
米山和美マンダンダが福岡県でも北九州の出身の設定なのが私の中でポイントが高い。作者の方が北九州出身らしく、彼女とその弟の言葉はそのまま私の頭の中で再生される。マンダ以外の人物の視点でも物語が描かれているのも良い。私は亀渕まりなに一番近いのかも。強くおススメするし、第2巻をずっと待ってる。

源氏物語 A・ウェイリー版』第1巻~2巻
高校生のころから何度か挑戦したものの、すぐに挫折してしまっていた「源氏物語」だが、この英語訳からの「らせん訳」が面白すぎて謎に時間をかけて読んだ。今のところのベスト帖は『葵』で『嵐が丘』のキャシー1世に対する解像度が上がるという不思議現象が起こった。早く第3巻と第4巻が読みたい。

R.F.クァン『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』
作品紹介の「ふたつの言語における単語の意味のずれから生じる翻訳の魔法」って上記の「らせん訳」みたいなことか!? なんて思って手に取ったけれどもちろん違い、力をもって壊すよりなかった西洋中心の体制と、それに取り込まれる西洋でない地域の知と富についての話だった。Booktokでも人気の作品だし、おすすめ。

 

MVPはHunter『Heated Rivalry』シーズン1

本国(カナダ)での放送以前から、インスタのアルゴリズムが私に勧めてくるHeated Rivalryを観た。原作はRachel ReidによるGame Changerシリーズ。シーズン1は全6話。

アイスホッケーのプロ選手になる以前から、ライバル関係として注目されていたロシア出身のIlya(Connor Storrie)と日系カナダ人のShane(Hudson Williams)は法や世間体に背を向けながらも惹かれていく。

初回と第2話を観たときに気になったのは、二人に関係すること以外をほぼ全て省略しているところである。二人が関係を続けるにあたって問題となるのは、体育会系のホモフォビアな世界、それを内面化した自分自身やロシアの法律だったりするのだけれど、そこに時間を割いていないのでなんとなく説得力がない。アイスホッケー要素もあまりない。しかもシーズン1終了時点でそれらの問題は何ら解決していない。

その点でシーズン1はHunter(François Arnaud)がかっさらっていったと思っている。第3話の主役にして、ベストエピソード第5話のMVP。第5話を観るためにこのシリーズは見ても良いと思う。私は何があってもKip(Robbie G.K.)の味方でAllyなElena(Nadine Bhabha)が好きだ。第5話だけは観てほしい。

IlyaやHunterの育った環境がやたらと悲劇的であったり、近年のゲイ映画に付きものの物わかりの良すぎる女子の存在など、このドラマが高評価なのはわかるけれど、それは手加減なしの性描写とロシア語に対するものな気がするのは私だけだろうか…

と書いている間にHeated Rivalryという題名にも疑問が湧いてきた。この物語は二人のライバル意識が昇華してというよりは、性的に惹かれているときや誰にも関係を知られてはいけないという緊張感で燃え上がっていたような気がしてならない。それが解消されたとき、二人の関係はどうなることやら。シーズン2に期待。

Neonにて配信中(2025年12月28日~29日)